スター・ウォーズ エピソード3
昨日部屋から出てタバコを吸っていると、同じ寮に住んでいる知り合いの女の子がライトセーバーを振り回しながら帰ってきた。深夜に。そういう季節です。「フォースと共にあらんことを」
というわけでアイルランドでは昨日から公開されています。宗教はと聞かれたら「ジュダイ」と「ジョン・レノン主義」と「バッカス」と答えるおバカさんな僕のこと、さっさく見にいきました。
この映画に関してネタバレもあったもんじゃないと思うのだけど、なんでも日本では7月公開ということなんで、あんまり書いちゃいけないみたいですね。
感想としては、広がりすぎたストーリーをどうにか終わらせるためによく頑張りました、という感じ。六部構成の最終話としての第三部ということもあり、話の始まりと結論は決まっていて、機械の進化の過程もその道筋の沿ってしか描けない*1などの制約があるなかで、それなりに見ごたえはあったと思います。中だるみもなく最後まで楽しみました。
もう少し感情的なところを描写してもいいかなぁ、という気がしたけど、結構長い上映時間なんで、これぐらいが限界なんでしょう。
懐かしい人物の若かりし日の姿も見れるし*2、オールドファンにもお勧め。
あと気になったのは、共和国から帝国に移行するあたりやクライマックスで、かなりどぎつい「帝国」批判の台詞があるけど、これは裏読みしようと思えばいくらでも現実問題と重ねあわせることが可能だな、という印象。どこまでそれが意図されたものなのか、それともありきたりな軍事独裁政権を描いたら、たまたま現状がそれに近いものになっているのか、おそらくその両者なんだろうけど。
というわけで、僕は充分楽しめました。日本の人はもう少しお預けを楽しんでください。