アルバイト

ずっと前にオーディションを受けたまま放置されていた、音声入力のアルバイトへ行ってみた。朝10時に来い、ということだったので、徒歩15分、Luas25分、徒歩10分かけて、サンディフォードというダブリンの南、ビジネス・センターみたいなところにある会社まで。

この会社が開発しているソフトの日本語版のために、日本語を吹き込むのがお仕事。もちろんすでに日本語訳はされているので、ただ読めばいいだけ。サイモンさんが日本語喋るのはどうよ、という突っ込みをいれつつ、スタジオで音声を吹き込む。

今回はもう一人日本人女性の方が見えられていて、彼女の録音パートは僕がその日本語をチェック、僕のときは逆みたいな感じ。

サイモンさんのパートは簡単な日本語だったので問題なかったけど、もう一つ違う役があって、これはなんか長く堅い言い回しなのと、漢字が多くて、ちょっと舌の回りが悪すぎた。何度もミステイクを重ねた。他人の書いた日本語って難しい。僕の声で企業倫理とかの重要性を言われてもね、という感じ。

そんなこんなで仕事自体は一時間も掛からずに終了。

会社の人から、
「これは僕らからのビックなクリスマス・プレゼントさ。クリスマスの前には小切手でギャラ支払われるから楽しみにしておいて」とか言われる。書類にサインして、金額を見ると、20ユーロ。20ユーロ・・・実働15分だからね。

また、徒歩10分、Luas25分、徒歩15分の帰り道。

次回からはもう少しまとまった量仕事させてください。
がんばりますんで、はい。