論文執筆開始

暦の上では師走を向かえ、日々の進行が加速度を増す中、煮え煮えの状況なので、とりあえず、書きながら考えようと思い、論文執筆を開始。

これは夏に途中まで書いて放り投げてある日本語のものじゃなくて、こっちで学位を取得するための英語論文。締め切りはたぶん来年の秋。でも自慢じゃないが英語で論文なんぞ書いたことないし、すんなり書き上げられる英語能力もないので、ものすごく早めのスタートを切ったわけです。一応予定ではクリスマスの前までに一つの章を書き上げる予定。

どこから手をつけるかちょっと前に悩んでいたけど、とりあえず一番手ごわそうな理論っぽい話を先に片付けてしまおうということで、パリパリのナショナリズム論みたいな感じで纏める予定の章から。

とりあえず決まっているのは、ナショナリズム論四天王?のホブズボーム、アンダーソン、ゲルナー、スミスあたりを簡単に俯瞰したあと、もう少し違う思想的なものを付与して、それっぽく仕上げる予定。テーマはベタ。

なのに、いきなりアンダーソンで詰まっている。この人何言っていたのだっけ?というぐらい完全に忘却している。今一生懸命ハードディスクの中から昔のメモやらレジュメなどを発掘しております。この4人の中じゃ一番読み込んだはずなのに。おそるべし僕の脳。

なんか出版資本主義と宗教の話がアイルランド、少なくとも僕がやっている時代と対象のナショナリズムを説明するのに不十分という感じになるような気がしてきた。

そして夜九時を過ぎ、図書館はもう閉まってしまった。明日朝一で図書館ですか。