ささいなことだけれども

だいぶ前になくしてしまったと思っていたCFがひょんなことから見つかった。
デジカメには128Mが常に刺さった状態なんだけど、予備用の64Mのがこの半年ぐらい行方不明だったのだ。引越しもしたし、そのときにも出てこなかったので、諦めていたのだけれども。

ちょうど奨学金継続用のレポートのために写真を現像しなくてはならなかったのでちょうどいいタイミング。しかも大学の前に新しいカメラ屋がオープンして、専用端末にメディアを差し込んで、注文できるようになっていた。前は、いちいちファイル名を指定して、枚数指定して、という作業を口頭で行っていたのだから、ずいぶんの進歩だ。

今日はその前に、午前中指導教官と久しぶりに面談もした。話は論文の進捗状況について。15分ぐらいの短い時間、しかも半分ぐらいおっさんの仕事の話。*1でも、図書館で見つからなかった古い文献目録一覧も貰えたし、論文の方向性および作業手順も概ね了解してもらえた。つい調子をこいて12月半ばまでに一つの章を挙げることを約束してしまったので、イタリアから帰ってきたら、当分地獄のような日々が待っていることが確定。

その後写真屋へ。現像が出来るまで、旅行に必要なものが何かあるかな?とか、考えながら街をぶらついてみたけど、特に改めて必要なものはなさそうだし、そもそももし何か必要だとしても、この街ですぐに見つかるわけないし、と実感しながらふらつく。途中、知人からお勧めされた、パワーズ・コートの辺りにある小さなカフェ?で昼食。一階がパン屋みたいな感じになっていて、2階に少しばかりのテーブルがあって、コーヒーやら、食事やらワインやらを提供してくれるお店。ここは当たり。おいしい。あんまりおいしかったので、帰りにその店の一階で、めずらしくタルトとか、買ってみたりする。

帰りに現像された写真を取ってきて、今日の予定終了。イタリア旅行までに、その奨学金継続用のレポート(英語+それの日本語訳バージョン)をさくっと作成させれば、当面のやらなくてはならない雑務はすべて終了。

*1:彼は今、アイルランド史すべてを網羅する文献目録作りに着手しているらしい。このシリーズが前に発行されたのは1994年。で、その以前のものからすべてひっくるめてデーターベース化して、オンライン検索できるようにしたいらしい。80年代から作業を始めているけどまだ終わっていないらしい。なんでも当初は作業を当時最先端の初期マックでやっていたけど、今じゃファイルの互換性やらプリントアウトするためのプリンターなどの問題で、現在ほとんど活用できない状況なんで、また打ち直しているらしい。アルファベットなんだからOCRとか使えば楽勝じゃん、と思ったのは内緒。下手に首を突っ込んで仕事が回ってくるのは嫌だ。