ようやくユーロをみました ドイツVSチェコ

つうわけで、野暮用がすんだあと、パブでアイリッシュと一緒にユーロのGL、ドイツVSチェコの試合を観戦しました。後半からだけど。

結論から言えばGKのオーラ力の差でしょうか。

少なくとも後半のチェコのGKから点を取るには、よっぽどのことをしない限り不可能でしょう。それと比較すると、カーンは、やっぱり衰えが目立つ。

戦前のおおむねの予想、ドイツがちょっと有利なんじゃないの、つうのは、チェコのメンタリティをぜんぜん理解してない。あいつらに空気を読むなんて高等なことができるはずがない。そんなことができるのは、イタリアとかスペインとか、そういう国に限られるわけで、それ以外の国にはそんな芸当をする余裕はない。期待通り、バロシュが空気の読めなさ加減を爆発させて、個人的にはちょいとばかしうれしい次第です。*1

にしても、あんだけチャンスがあって、点が取れないというのは、サッカーの神様がドイツに与えた試練なんでしょう。もはや、日本で言うところのゲルマン魂を注入できるプレイヤーはいないし、ちょっと深刻かも。あと2年でどこまで建て直せるか、注目です。頭下げてでも、最近調子のいいマテウスあたりを引っ張ってこれないときついかも。

一応状況を説明すると、僕も他のアイリッシュのサッカーバカもこぞってチェコびいき。理由は単純。両方ともここ数ヶ月のうちにチェコに勝っていて、なおかつ両方ともユーロに出られない。従って、誰もが認めるヨーロッパの強豪ドイツにチェコが勝てば、相対的にそれぞれのナショナルチームの価値が上がるっつうことです。非常に非建設的で、意味のないことであることは、じゅうじゅう承知の上。特にアイリッシュにしてみれば、そうでもしないと腹の虫が治まらない。*2

オランダの試合も見たかったけど、まあ同時開催なんで、それは無理っつことなんですが、結構大差の試合になったみたいですけど、何があったのでしょうか?

まあ今回のオランダはオランダらしからぬチームで、追い詰められるとようやく実力を発揮するという感じなんで、ようやく爆発したんでしょうか。スコットランドとのプレイオフ一戦目を見ている限り、彼らが今こうしてポルトガルの地にいることは奇跡としかいいようがないわけですし。結構今回のユーロはらしからぬパフォーマンスでいいとこまでいけるのではないかと期待しています。前目の陣容は結構そろっているし、ベテランと若手が噛み合えばの話ですが。監督の謎采配が鍵を握るのでしょう。あとはチーム内分裂か。問題児は結構残っているし。

結論としては、赤モヒカンがいるチームは強いつうことで。

*1:ここ数ヶ月で数試合チェコ戦をみたけど、必ず彼が決めているので、ちょっとファンです。

*2:スイスが沈んだのは予想外の出来事。フランスが復調気味なのはいただけない。できればそのまま調子が悪いまま秋を迎えたかった。でも、秋にはディフェンスラインが結構入れ替わってそうなんで、その隙をつければいいのだけれども。