世の中珍しいこともおきるもので

nasastar2004-04-27

普段、ipodを愛用しております。いわゆる第二世代のものなので、もう結構な年季の入った代物です。悪評高いリモコンはとうに壊れ、最近でやイヤフォンジャックもだいぶ緩くなってきました。バッテリー?ええ、連続再生4時間ぐらいというヘタレっぷり。日本に帰った際に、バッテリー交換とかしたいのですが、どこかいいとこ知りませんか?アイルランドにはありません。

そんな調子とはいえ、なくてはならないもので、毎日のように使い倒しているわけです。そんなある日のこと、いつものようにポケットからipodを取り出し、再生ボタンを押し、イヤフォンを装着して、いざ学校へ、と思ったら、音がしない。いや、よくあること。バッテリー切れの予感。ポケットから取り出して、液晶を覗き込むと、案の上、要充電のマーク。やれやれと思いつつ、イヤフォンを外し、ipodをカバンに放り込む。気を取り直して、自転車を漕ぎ始めると、ガチャと嫌な音。

自転車が壊れたのかと思い、降りて、あたりを確認するも、とりあえず、目だっておかしいところはない。気のせいか、と、気を取り直して、自転車を漕ぎなおすと、さらに大きな音で、ガシャ、グチャ、と。絶対どこか変だとおもいよーく見てみると、ギヤのところに見慣れない金属っぽいものが挟まっている。

?と思い、よーくー見てみると、後輪のハブにも、黒いコードのようなものが巻きついている?なんじゃと思い、引っかかっているものを、取り出すと、哀れな姿に変わり果てた、イヤフォン。って、さっきまで僕の耳に入っていたやつ。

ipodを再生するときに耳に装着したことは覚えている、ipodをしまうときに耳から外したの覚えている。つうことは、ipodをカバンに放り込むときに、するりと抜け落ちて、後輪のハブに引っかかり、自転車をこいだ瞬間にギヤに挟まったということ?

うーん、うまくできすぎているけど、それ以外に想像がつかない。つうことで写真はイヤフォンを取り出すときのもの。当然、イヤフォンはオシャカです。使用期間1ヶ月ちょい。日本への帰国まで約一ヶ月。どうしよう。アイルランドで、高くて、音が悪くて、耳のサイズに合わないイヤフォンを買うのは釈然としないけど、ipod抜きの一ヶ月ははてしなく長い。