ロイ・キーン正式復帰

つうわけで、アイルランド代表にマンチェスターUロイ・キーンが正式に復帰しました。

なんでも召集選手発表の会見で、監督は35分もロイ・キーンについて喋ったとか。

内容を簡単に説明すると、
1.特別扱いはしない
2.だから、キャプテンは任せない

とのこと。キャプテンは引き続きDFのカニンガムが任命される模様。

この騒動を巡るアイルランドのマスコミの評価は、ちょっと複雑な心境のようです。うれしいんだけど、まだ、許せない、みたいな。

そりゃあ、そうだよね。ワールドカップ直前のサイパンの合宿中に首脳陣批判*1をしたあげく、監督・選手と大喧嘩して、代表キャプテンが離脱したわけだから。

日本で言えば、中田ヒデが、「アホな監督とはいっしょにサッカーできん」っていって、大事な大会を前に出場をボイコットするみたいなもの。

だから、かつての「英雄」としてではなく、一選手として、評価して、活躍できなければ、いらない、だから、とりあえず試してみよう、という感じ。

28日のポーランド戦(アウェイ)が復帰第一戦。おそらくスタメンで出るのでしょう。その次がホームでルーマニア戦。この二試合がおそらく彼にとっての正念場。ここできっちり成果を残せれば、今年秋以降のワールドカップ予選の主力になるのでしょう。

移籍の話のちらほら(一番おもしろそうな話はスコットランドセルティックスへの移籍。セルティックスというチームは、その名の通りceltic=ケルト人つうことで、ケルト系の人々の間では、ものすごく人気のあるチーム。)あるし、彼のキャリアもここ一年ぐらいが、正念場なのかもしれません。

どうでもいいんですが、マンチェスタールイ・サハの冠言葉がキングになっていたんですが、これはアーセナルのキング・アンリ(King Henry=ヘンリー王)に対抗して、キング・ルイ(フランスの王家)つうことでいいんですかね?

*1:合宿所の施設の不備がきっかけなんだけど、確かに、アイルランド代表のやり方も少しおかしかったのは事実。金がないのが一番の問題なんだけど