現状

週末に毎度のように日本食を作らされた。
今回の理由は、健康および家族の問題により、スペインへ帰っていた、旧ハウスメイトが、一時的にダブリンへ事後処理のために、やってくるので、その歓迎のため、とのこと。まあ、出迎えとか、いろいろあるので、家に残る僕が作るのは、必然とは言え、めんどくさい。というか、そういうことは、食料を買出しに行く前に言え、と。

というわけで、あるもので、何か日本的なものを、ということで、「鶏の照り焼き」なんぞをメインに作る。たれつくって、めんどくさいので、オーブンにぶち込むで終わりと、なんだか料理方法もだいぶアイルランド人的になってきたこのごろ、これじゃまずいかと思い、付け合せの野菜は、丁寧にこぶで出しをとって、それで炊き合わせてみたりもする。

自分的には良くできたと思うが、水のせいか、野菜のせいか、煮物系はいまいち味ピントが合わない。あと、作り終わってから、2時間ほど、ごたごたして夕食を始められなかったせいで、ご飯はだいぶまずくなっていた。炊飯ジャーが恋しいこのごろです。


そんなこんなで、週末の宿題を月曜日の夜に、あくせくとこなしている、今日この頃。ええ、かつて日本語で書いた論文をベースに理論枠の説明みたいな感じになってきておりまして、日本語でも煮える状況を、英語で、ということで、だいぶ煮えております。そもそもこの論文書いたときと、今じゃ、だいぶ僕自身の社会の捉え方に変化があるので、そのギャップと、それを「実証馬鹿一代」という感じの現地の指導教官にわかるように事例を付け足し、補足を加えながら、と、だいぶ悪戦苦闘しております。

おそらく、この話の前提の前提みたいなところで、1-2ヶ月かかりそうです。書いているうちに、方向性がずれてきそうな予感はだいぶ漂っております。

メインの史料の方も、3冊目の後半はとりあえず後回し(直接は関係しない時期なので、)にし、今週から最後の4冊目に突入。マシーンのごとく振舞えば、今週中には当該時期の写本は完了する見込み。これが終わらないことには、議論の前提以降の話ができないので、一応目処が付きそうなんですが、分析に当初より時間がかかりそうです。

そんな感じです。

PS. 日本だけかと思っていたのですが、バレンタインって結構な行事になりあがったようです、こちらでも。やっぱ、金になるイベントは需要があるんですね。