長い一日

昨日は、久しぶりにまともなお昼ごはんを食べ、映画を一本見て、そのあと、劇を見ました。

映画はMy Life Without Me という映画です。日本の友人がメールで薦めてくれたものです。邦題は確か『死ぬまえにしたい10のこと』。正直このタイトルはどうかと思います。

映画は、良かったです。泣けといわんばかりの作品ですが、素直に泣きました。でも、主人公が恋におちる男性を演じた役者さんの良さがよくわかりません。この人、ちょいと前ににたIn The Cut*1でもメグ・ライアンが欲情する相手なんですが、簡単に言って、ぽっちゃり、ミステリアスというよりうさんくさい、濃いというか濃すぎる。こういうのがはやっているのですか?

劇は、『ゴドーを待ちながら』(Waiting For Godot)。*2日本でも良くやっているので、見られたかたもいると思います。僕は、まだ見たことがなく、ちょうどダブリンでやっていることを友人から聞き、その人がちょうど昨日見に行くということで、ついていきました。ちなみにその人はアイルランド文学を専攻されている方なので、始まる前に簡単なレクチャーつきで。

ストーリーとかどうでもよく、面白いです。そして、細かいこと考え始めると、きりがないですね。この作品、役者、演出家次第で、だいぶ印象が変わりそうですね。日本のやつはどうなんですかね。ラッキーの長せりふとかどう訳されているんですかね。日本に帰ったら、ぜひ見てみたいと思っています。

そして長い一日は、簡単には終わりません。
家に帰ると、ポール・ウェラーのチケットが届いていました。
気合の一階、スタンディング、40ユーロ也。

映画、劇、そしてコンサートのことをいろいろ考えていると、
なかなか寝付けなくて、ちょいと困りました。

*1:日本では来春公開とのこと。

*2:ベケットの作品。ベケットアイルランド人。脚本を読むのはつらく、退屈だと友人は言っておりました。