紙媒体ってやっぱエライよな

お仕事のために取り寄せた書籍はだいたい目を通した。
ついでにだいぶ忘れていることもあったので、いくつか関連しそうな本(Keith Jenkinsとかね)もパラパラめくった。結構忘れていること多いな。

で、ここんとこかなりの数の関係資料や論文をPDFで送ってもらっているので、それにもあらかた目を通した。おかげで今どっと疲れている。

PDFでペーパー・レスとかっていうのは、なんかサイバーでかっこいけど、やっぱり元々紙媒体で流通させることを前提としたものはやっぱり紙で見たほうが楽。パラパラめくる(そしてわかった気になる)ということが、作法として身についているからなんだろう。おそらくぱっと見たときに認識できる情報量が違うんだろうな。校正とかだと、なんだかんだいって、印刷して直接赤入れないと間違い見つけられないしね。

今ある資料も全部プリントアウトしてやろうかと思ったけど、量が量だけにそういうわけにもいきそうもないあたり、貧乏ってつらいな、と思った。校費でプリントアウトやコピーが取れる環境ってやっぱ素晴らしいよね。*1

*1:今いるアイルランドの大学には例えリサーチ・コースの大学院生であっても、そういう割り当てはない。一枚あたり幾らという感じでお金を支払わなくちゃいけない。大体紙は持参。20台ぐらいの共用PCに一台ぐらいの割合でレーザー・プリンターが接続されているのだけど、そんだけ接続されていると、いつまでたっても自分のタスクが処理されなくてイライラする。それに何よりレーザー・プリンターのトナーがまともに入っていたためしはほとんどなく、まともに読める状況でプリントできたためしがない。特に今テスト期間に近いから。もちろん写るっていなくてもカウントされる。