届きました「電波男」

で、一気に読みました。
400Pを約4時間と、日本語の本としてはかなり時間が掛かりました。
文体は軽くて、しろはたを更新されるたびに見ている人間として楽しみつつ読めました。時間が掛かったのは注を含めて、結構真面目に考えながら読んだからでしょう。

これは21世紀の『なんとなく、クリスタル』です。もちろん立ち位置は真逆に近いですけど。根底にある文化批判みたいなところは共通しているかもしれません。

本当に一読に値する本だと思います。
もちろん完全に彼の意見に賛成というわけではありません。いくらかの疑問点がありますし、納得していないところもあります。なんで、ちゃんとした書評という感じでまとめています。