『ダブリン上等!』

だそうです。ええ僕の叫びではなく映画のタイトルです。2月19日からシブヤ・シネマ・ソサエティにて公開だそうです。
ちなみに原題はinterMission。どこをどうやったらこういう邦題になるのかちっともわかりません。当然ながら上記のオフィシャル・ページでベタぼめしていますが、アイルランドでの評価は、本当に高かったです。知り合いのほとんどが見に行っていましたし、すごいロングランになりました。僕は一度アイリッシュに拉致られて見に行ったのですが、席がなくて見られない、それぐらい人気がありました。おかげで劇場で見れずDVDを買ったしだいです。

面白い映画だと思います。特にコリン・ファレルは最高です。
僕はこの映画の印象が強すぎて、「コリン・ファレルが金髪でアレクサンダー大王?」という感じで、とても『アレクサンダー』を見に行けないぐらいですから。本当にその辺のパブでくだ巻いている、ちょっと危ないダブリンのあんちゃんを熱演しています。たぶん素だと思います。

群像劇みたいな感じな映画で、細かいネタや人物描写がやくあるよね、とか、いるよねこんなやつ、とか、まあそういう感じで非常に今のアイルランドを反映していると思います。個人的に気に入っているキャラクターは「石を投げる悪がき」。こういうガキはほんとうに掃いて捨てるぐらいいます。僕は自転車走行中に爆竹を投げられました。映画では・・・。そんな感じで冗談っぽく見えるところが、実はあながち誇張じゃなったりするぐらい、変なところです。まあ突っ込みどころはいくつかありますが。映画で描かれているようなところで僕は暮らしています。アイルランド、ダブリンに興味のある方はぜひ。