チャンピオンズ・リーグ アーセナル VS ローゼンボリ

撲殺。

アーセナルは噂どおりレーマンに見切りをつけた模様。ということでベンチ。
ヴィエラ、ローレンは出場停止。ということで、フラミニ、ホイトを起用。

序盤からなんかやけに吹っ切れているアーセナル。球際にしぶとくなったというか、強くなったというか、そんな印象。もちろん対戦相手との相対的な技術レベルというのもあるのかもしれないけど、純粋なフィジカルではローゼンバーグの方が強そうなんだけども。これはアンリの得点シーンとか象徴的かも。たぶんフラミニが競り合いにいって、こぼれた球がDFとGKとアンリの間に、うまく触って無人のゴールへ。

もう一つが、流動的なポジション・チェンジが戻ってきた。これはセスクの得点シーンが印象的かな。ベルカンプのボールキープから、ペナルティ・エリアの中のピレスへ浮き球、ワンタッチで落としたところ、セスクの超絶トラップでDFのマークを外してズドン。このシーンだと、FWのベルカンプが中盤まで下がり、逆にピレス、セスクがペナルティ・エリアへ進出していたわけである。にしても、セスクのトラップはすごい。ベルカンプよりうまいんじゃない?個人的に好きなのは、DFからショートパスを貰う時のトラップ、反転、周囲の確認という一連の流れるような動き。すごく簡単に見えるけど、あれはなかなかできるもんじゃないと思う。

結果としては5-1。後半は少しダレ気味でしたが、そんなもんでしょう。ファンペルシの調子も良いだけに、今日ポルトに格の違いを見せ付けられたチェルシーとの週末の闘いは結構楽しみ。

気がかりな点をいくつか。
1.GKはどうするのか。
アルムニアは始めて見たけど、悪くはなかった。ナイス・セーブもいくつかあった。でもハイ・ボールの処理はレーマンとどっこいどっこいな気がする。どっちを使うのだろう?このままアルムニアを使うのかな?

2.レジェスの守備。
攻撃能力はすごいと思うけど、やっぱり守備は・・・。ポジションに戻らないこと多かったし、歩いていることたまにあるし。それに今日はピレスは良かったと思うし、どうするのだろう?リュングベリは出ていなかったのは、怪我ですか?

3.右フルバック
ホイトでいいんじゃないの。

そんな感じ。あと、フラミニは髪を切って、髭整えるべきだと思った。アーセナルっぽくない。