初めて見たよスリの現場

日本から来た研究者の方にお呼ばれして、食事をご馳走になることになった。適当な時間に連絡しますということだったんだけど、街中の本屋でばったり会って、そのまま、食事?飲み?にいった。途中でちらりとダブリンの街を案内。((その人は研究対象がベルファストなので最近のダブリンの変化に興味があるらしい。ベルファストも急速に変わっているけど、ダブリンもそうとう変わりつつある))途中、何か挙動不審な外国人、中南米系か南欧系かな?が近づいてきた。不自然に地図を眺めているし、僕らとの距離感が異様に近すぎる。変な奴、と思っていると急に走り出していった。そしたら、近くにいたおばさんが、スラれたわよと教えてくれた。もちろん僕じゃなくて、その研究者の方のほう。その人は大きめのトートバックだったので、構造上中の物に外から手が届く。へ、っと思って調べてみると、大事な財布とかは残っていたけど、小銭入れがなくなっていた。5ユーロぐらいしか入っていなかったらしいので、不幸中の幸い。その人曰く、ダブリンは明らかにベルファストより危ない。僕もそう思う。

その後、僕が結構好きなカフェへ行くと、その人の幼友達で、今日会いたかったけど、別件があって会えないかもといっていた人とその人の連れが、偶然そこで会食していた。ダブリンは狭い。そして日本人の味覚に合う食事処も少ない。よーく考えてみると、僕も他の日本人の研究者の方から教えてもらって、はじめてこのカフェの存在を知ったわけだしね。

ちなみに、URLはこれ。
http://www.cafemao.com/

アジア無国籍風料理。ちょっと前までキリンとかサッポロのビールが飲めたけど、今日行ったらリストから外れていた。ちょっと悲しい。ビールに合う前菜が多いので、メインを食べるというより、そう、天気のいい日の休日にだらだろ街中をうろついて、遅い朝ごはんというか昼ごはんというか、そんな時間に、無性にビールが飲みたくなるとはいるお店。だらっとしながら、前菜をつまみつつ、ビールを飲むのが好きです。前菜とビールで充分お腹いっぱいになるし。それだと大体10ユーロぐらいで済むから、パブでランチを食うのとあんまり変わらないし。それよりかよっぽどおいしいし。ダブリンに来る機会のある人で、スパイシーなものを食べたい方はぜひ。お勧めです。真面目に食事すると結構な金額になりますけど。

その幼友達の方、この人も研究者なんだけど、は連れの方々と観劇に行ってしまわれたのだけれども、結局帰りにまたあった。やっぱりダブリンは狭い。