なにわともあれ、アイルランドに戻ってきたのだ。

ヘロヘロなり。余裕を持って、アムステルダム−ダブリンの飛行機を一本遅らせて予約したのが、あだとなり*1、2時間+2時間で都合4時間のトランジェット。バンコック8時間という記録を持っているので、へっちゃらなんだけど、あの時と比べれば、僕は10歳ぐらい歳を重ねてしまったし、旅の道連れもいない今回は、結構暇をもてあましました。おかげでスキポール空港のほとんどの免税店に顔を出す羽目に。空港到着時に日本円で120円。ユーロで5ユーロ50セントしか持っていなかった僕には、まったくもって暇つぶし以外の何物でもないのだけれども。機内食をきっちり食べきった僕には、レストランも必要ないし、そして長旅の疲れで、泥のような眠気が襲ってきていた状況を考えると、いつものビール+ハーリングの組み合わせも、ちょいとばかし辛く、おとなしくコーヒーを飲みながら、時間を潰していた次第です。素直に最初からリクライニングシートで眠っていれば良かったと少し後悔したものの、時差ボケしている暇はないので、無理して起きていたことが、明日以降の日常生活に少しでもプラスになるといいのだけれども。つうわけで、今日はもう寝ます。明日以降気が向いたら日本への一時帰国について何か書くかもしれません。まあ離れて一年足らずなんで、そんな劇的に何かが変わったというわけでもなかったしね。

それでも仮に日本に一年住んでいたとしても、絶対食べれないような食事をご馳走してくれた家族、友人の皆様、本当にありがとうございました。


追伸 : 帰りの飛行機の中で読んだPHP新書の小田中本は結構面白かったです。特に「大きな物語」としての「相対化」つうのは、言われたら、まんまその通りだけど、それを最初に言い切ったというのは、評価されてしかるべきだと、思いました。そして、結構悔しいです。

*1:以前、ダブリン−パリ間でのトランジェットに失敗した経験が、念には念を入れさせてしまった。冷静に考えれば、スキポール空港はシャル・ド・ゴール空港に比べたら、より合理的にできているし、日本からは安心できるKLMに乗っているので、まったくの杞憂に終わったわけです。