なんか同居人の一人が誕生日だったらしく

アイルランドのくせに、飛行機チケットの予約がらみの話がとんとん拍子で話が進み、今日は朝、旅行会社に呼び出された。前日、電話で交渉して、今日、もう支払い。やればできるじゃない。

せっかく街中まで来たので、学校でハポンの情報収集。外国人が使うホテルの予約サイトとかと、旅窓とか楽天とかを比較して遊んでいました。つうか、ホテル高いね、ハポン。日本に2週間以上滞在することになり、まあ実家に数日帰るとはいえ、10日以上ホテル滞在すると・・・、恐ろしい。怖いお金が怖い。日本円が怖い。

滞在費用を計算すると、いや見なかったことにしておきたい金額に。
どこから捻出するのだ、僕。つうことで、快適な宿を求めております。


なんでわざわざ学校でそんな作業をしていたかというと、同居人の一人(スウェーデン人、女性)がどうやら誕生日らしく、台所のホワイトボードに、「パーティやるから、みんな来てね」みたいなことを書いてあるわけで、無視するのはどうかと、一応顔を出すことにしたわけで、でも開始八時は正直どうかと思います。

夕方図書館が閉まり、あてもなくさまよっていると、雨も降り出し、気温もぐんと下がり始め、ジャケット+Tシャツの装備じゃだいぶ、きつい。運悪く入ったパタゴニアのお店は今週中すべて半額の大セール。しかも雨対策用の防水のジャケットが日本円で一万円ぐらい。サイズもジャストサイズのSからだいぶ大きめのLまできっちりとそろっている。普段なら即決で購入なんだけど、ハポン行きが脳裏をちらつく。結局泣く泣くあきらめる。「貧乏にまけた〜、いいえ世間に負けた」と脳裏に流れる。世間には負けていないと思うが。

手ぶらじゃまずいだろうと寒さのあまりに入ったカフェでチョコレートの詰め合わせを購入して、夕飯を食べて、指定のパブへ。誰もきちゃいねえ。結構大きなパブで、ぐるりと三階まで、めぐること3回。本気で誰もいない。小さな殺意。しょうがないのでビールを一杯飲んで帰ろうと思ったら、飲み終わるころに主人公登場。帰るタイミングを逃す。

最近彼氏(アイルランド人)ができた彼女はちょうご機嫌。スウェーデン人の女の子が一杯いると思って来てみたものの、ほとんどいねぇ、返せそのチョコレート。

例にもれず、なし崩し的に増えていくパーティ参加者。当然土曜日、夜、テンプルズバー。こんだけ条件がそろえば、立錐の余地がないほどの混み具合。何言っていっているのかすら聞こえない、帰りたい。

帰ろうと思ったころに、ちょいとかわいい女の子(イングランド人)がやってきて、またしても帰るタイミングを逃す。チョコレートはとっておけ。

まあ結構な人数になったんだけど、結局どこまでがこのパーティの参加者なのかわからずじまい。何せ真後ろで、アイルランド音楽のライブとかやっているわけで、うるさい、人がマジ満員電車じょうたい。音楽は結構よかったのが救い。

暇なんで、ビールのリストとか見ていると、日本のビールも置いてある。というか、オリオンビールも置いてある。すげー。でも10ユーロ。飲む人間はいるのだろうか?第一、アイルランドの気候とまったく持って合わないビールだし。あれは炎天下のビーチで水代わりに飲むのが正しい飲み方で、雨、弱い日差し、ちょっと寒いアイルランドには似合わない。

まあちょくちょくいろんな人と喋りつつ、3杯目のビール。経ちながら飲むと酔うのも早い。そして、3パイントが結構最近の分水嶺。やっぱり、結構、気持ちが悪くなってきたので、皆に別れを言って後にする。つうか、同居人、僕しか来ていないのはどうよ、実際。

帰ってきたら、他の人は他の人で家で大宴会。ちなみに今、また爆音でフリオ・イグレシアスが流れています。どうやら、カールの友達がウェールズから来ているみたいで、いけなかったみたい。まあしょうがないけど、爆音のイグレシアスは勘弁してくれ。

つうわけで、少々気持ち悪いながらも、家にたどり着いて、のんびりしています。