作ったデーターベースを使いながら仕事をしつつ、細かいところを修正。という作業をしていたら人生が嫌になってきたというか、マイクロソフト逝ってよし、という気分になりつつも、そもそもクエリーとかそういったレベルのことすら忘れてしまっている自分がいけないんじゃないかという自虐モードに突入しそうになったので、緊急回避ということで、映画館に現実逃避をしにいきました。
見に行ったのは、ソフィア・コッポラの「Lost in translation」という映画。

雑誌や新聞で結構評価されていたのと、なぜ藤井隆?という疑問を解くために、見に行きました。
結論、いまだに「ゴッド・ファーザーPartⅢ」でコッポラ娘をいじめるのはよくない。*1藤井隆のハイテンションなリアクションを引きながら、でもなんか笑ってしまうというのは、万国共通である。

よくできた映画なので、日本でも公開されたら見てください。お勧めです。それにしてもよく東京を観察したものだと、思いました。と同時に、何か得体の知れない「違和感」も感じるわけですが。まあそんなんで、夢に見ました。日本にいる自分を。

ですから、目覚めは最悪。現実がそこには待っているというか、単なる寝坊なんですが。でも、気晴らししたおかげで、データーベースもなんとなく実用レベルにはなってきました。まあ細かいところの注文はいっぱいありますが、あくまで個人用ですし、限定的な使用ですから、どうにかなるでしょう。

「違和感」はなんとなく自分の中では決着が付いたのですが、今度は違う疑問が。なんでいまさらアメリカは日本を描いているのか?しかも、だいぶリアル*2な形で。これも実は、「ラスト・サムライ」見たときから、ある疑問なんですが、これはまだまだ決着はついていないというか、共通項はないかもしれないので、当分保留です。

*1:これは僕じゃなくて、こちらのマスコミね。僕はそんなに嫌じゃなかったです。彼女の演技。

*2:これは作り手にとってのリアルであるから、必ずしもリアルではないし、それを受容する人間のリアルもまた別にあるので、必ずしも一致はしないけど、ある程度共有できる共通性は確保されつつあると思います