UEFA・クラブ・ライセンス
簡単に説明すると、現在（2004-5シーズンより）UEFA主催のクラブチームを対象とする大会に参加するためには、このクラブ・ライセンスというのが必要である。これはクラブを5つの部門（財政、安全性、法務、クラブ管理、施設）から審査し、各国協会が発行することとなっている。
で、なんとアイルランドのエアコム・リーグ（一部）所属22チームすべてがこの基準をクリアーできなかった、ということです。はい、このまま行くと来年度アイルランドからヨーロッパの大会（チャンピオンズ・リーグ、UEFAカップなど）に参加するチームはありません。
「いくつかのクラブはもう少しであったが、いずれのクラブもライセンス発行に必要な5部門すべてにおいて要求基準に達することが出来なかった。」
今年度はどうやってクリアーしたんだろう、この基準。別に今年急激にクラブ状況が悪化しているわけでもないだろうし。むしろシェルボーンは間違いなく例年よりは収入が増えたはずなんだけど。それとも今年は去年より条件が厳しくなったのかな？
というかこのライセンスの話、イタリアとかスペインは関係ないのでしょうか？
ググッたらこういうの話がありました。イタリアでの事例。去年の話ですね。実にイタリアっぽい解決方法だ。
一応アピールする機会は設けられているらしいので、どうにかするのでしょう。せっかく今年予備選一回戦から奇跡的に勝ち残ってチャンピオンズ・リーグもUEFAカップも本戦出場に手が届きそうなところまで来たのに、これが逆風にならないことを祈りつつ。
にしてもどこの国もクラブ・チームの実情は厳しいですね、一部の特例を除き。
そりゃあ複数年契約結びたくても、財政規模を考えたらすべての選手と結ぶことはできないだろうし、移籍金０で監督お気に入りの即戦力取れるなら泥をかぶってでも取りにいくでしょう。まあこれはぜんぜん違う話だけど。
