呑みすぎ

土曜日に日本人主催の方に招かれたホームパーティへ。結果、終バスに乗り遅れるぐらい、酒を飲んでしまった。

あくる日、ようは日曜日。今日は今日とで、別のホームパーティ。昼下がりに家を出て、ワインを買う。駅へ向かい、電車に乗って、ぼーっと景色を眺める。気持ち良い休日の昼下がり。完全に気が抜ける。

目的地についたと思って電車を降りる。降りた瞬間にはっと、気づく。ここじゃねえ。でも無常にも電車のドアはしまり、たらたらと電車は動き出す。僕の高かったワインと一緒に。気が抜けているから、瞬間何が何だかわからなかった。ホームを歩きながら考えた。買ったばっかりのスニーカーは足にまだなじんでいない。少しずつ、頭に血が回る。

1、僕は降りる駅を明らかに間違えた
2、そもそもここはどこだ?
3、ちなみに既に遅刻気味
4、目上の人間にお招きされて手ぶらはまずいだろう
5、本来降りるべき駅からその人の家までに買い物ができそうな店はない。
6、しかも今日は日曜日だ
7、でも次の電車は15分後
8、それに改札は閉まっていて、別の出入り口から出入り自由。

ということで、とりあえず駅の外へ。ドーキーという駅らしい。本来降りるべき駅の一つ手前。そして幸いなことに、ちょっとしたリゾート地みたいなところ。日曜日にも関わらず、人出が多い、カフェなどが空いているのが見える。これならどうにかなるかと、大通りまででてみると、運良くワインショップを発見。飛び込み、予算と趣味を告げワインを勧めてもらい、ラッピングをしてもらう。ここまで所有時間3分。ダッシュで駅に戻り、ボーっと電車を待つ。とりあえずなんとかカバーできた。

その後、楽しくお酒を飲んだ。5時ー6時。60半ばで僕ともう一人の方と朝までペースを落とさずに酒を飲めるこの老女史の底力というか、アルコール・エンジンっぷりに驚愕を覚える。驚愕を覚えつつもおいしい朝ごはんまでご馳走になり、驚愕は尊敬へと。

ラッシュに揺られながら、お家に帰宅。床に就いたのは月曜日の午前10時。
つうわけで激しく眠い、8月最終週の月曜日の夕方。