と書いたものの

何を書いていいものやらさっぱりわからないので、最近読んだ本をざっと列記してみます。方向性としては、リハビリテーション

上にも書いたように日本語で論文書かなきゃいけない*1ものの、何に焦点をあわせたらいいのかさっぱり検討も付かないので、同時代的かつ日本的な問題関心を把握したいというのが、たぶん背景にあるのでしょう?本当かどうか本人も良くわかっていませんが。ただ単に本屋で目に留まった、あるいは話題になっている本を買い求めているだけという噂もあります。

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

萌える男 (ちくま新書)

萌える男 (ちくま新書)

限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学

限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学

ユリイカ2005年11月号 特集=文化系女子カタログ

ユリイカ2005年11月号 特集=文化系女子カタログ

現代思想2005年11月号 特集=マルチチュード

現代思想2005年11月号 特集=マルチチュード

ざっとこんな感じ。最後の『現代思想』は最近出た『マルチチュードを買うかどうか迷って、アンチョコ?解説?を先に買い求めたというヘタレっぷり。

ついでなのでダラダラとコメント。覚えている限りで。
下流社会』は話題になっている割には、つまらなかった。なんかおっさんが説教しているような文体が鼻に付くんだろう。
文化系女子カタログ』はポップなイラストに騙され、内容はすごく痛かった。でも最初の方の論文は、別に「文化系女子」に限らず人文科学系「男子」院生にも共通する話だと思うし、全体を通して「文化系女子」というカテゴリーがうまく見えてこないあたり、少し企画倒れのような気もする。
『限界の思考』は、長い対談集ということもあり、だいぶ読みづらかった。これだけ何度も同じ主張を繰り返されると、一番オブセッションにとらわれているのは宮台さん自身なんじゃないの?という気にもなる。あと世代的な話になるのも・・・。

これ以外にもまだ何か読んだ気がするけど思い出せない・・・。
新本格物の推理小説はたらふく読んだけど。

あとは僕の周りですごく評判が悪い稲葉信一郎の『資本論』あたりを読もうかと。なんかお勧めありますかね?

*1:もちろん歴史学アイルランド史というマイナー領域でね